社会人1年目を終えての所感とこれから

たまには個人ブログらしく、自由気ままに思ったことを書こうと思う。 普段から自由に書いてるだろっていうクソリプはやめてね😢

取り敢えずタイトルについて、1年間で感じたことを↓の順に話そう。

  • 驚き
  • 喜び
  • 悲しみ
  • これから

驚き

社会人生活を通じて一番の驚きは、結構この世の中良くも悪くも適当に回ってるんだなってこと。

例えば私はプログラマなのでプログラムを例にとってみても、使っている人たちが中身をよく分からないまま使っているレガシーかつ危険すぎるコードとか、アルゴリズムがドキュメントとして残っていないようなクソみたいなソフトウェア()なんかもある。もちろんテストなんて1ミリも書かれていない。

そして先人たちはそれらを使って色々なサービスやモノを作り上げてきた、というか来れてしまった。

そんな奇跡的なバランスの上に成り立っているものを見るたびに、意外とこの世の中、適当に回ってんだなと思った。

と同時に、自分も肩の力を抜いて適当に働こうかなと思った1

会社からは「求められる水準の1段階上の役割をこなせた方が評価される」みたいなことを言われるけど、「今の給料だったらそこまでやる必要も無いか…」とかは思ってた。それに、個人的には地に足付けてできることを一歩一歩増やしていく方が性に合ってるしね…(一段飛ばしにできる仕事や役割は積極的に果たしてるつもりだけど)

一応、上記は「求められる水準の1段階上の役割をこなそうとする人」を卑下しているわけではないということを釈明しておく。上記は単に私ならこうする、という意思表示でしかない。あと、個人的には目に見えて期待に応えようとしている人を見るのは好きだし、心から応援したいし何なら一緒に仕事をしたいと思っている。

ちょっと話が逸れたけどそれ以外にも幾つか驚きがあった。

  • 意外とみんな(クソデカ主語)自分のやってる仕事とか使ってるツール etc. に深い興味を持っていない
  • 自分の知っていることをみんなに共有することで業務全体の効率化を目指すことの重要性を理解している人って少ない

まあこれは私の職場の特徴であって、他人の職場でも同じことがいえるほど一般化された話ではないと思う。ただ、自分だけが知っていて明らかに皆知ってた方が仕事の効率が上がるような小ネタ・How toみたいなものを積極的に共有しようとする人がほぼ0と言っていいほどいない。

理論的に考えたら「仕事を効率的に進める」という目標に対して、「皆の仕事に共通した技術的な小ネタ」とか、いわゆる仕事・コーディングの原理原則みたいな部分を共有した方が良くね?思うんだけど意外とする人は少なかった。

「そんなもんしてる暇あったら自分の仕事進めるわ」みたいな意見も出てきそうだけど、長期的な視点や社内文化の醸成の視点からすると明らかに知識の共有ってした方が良くないですか?と私は思う。

また、個人的にはクソ限られた場面でしか使えないような知識の共有でも、しないよりはした方がいいに決まっている。なぜなら困ったときにその知識が解決策になりえる、という記憶や記録に残るから。

万が一本当にゴミみたいなHow toの共有であっても、共有される側には情報の取捨選択権があるのでその辺りは問題ないはず。むしろ情報が共有されなかったことで、本来は5分で解決できた問題に1時間も時間を掛ける方が一番の問題ではないだろうか。

それと、別に上記の話には視座の高低は関係なく、むしろ普段から気軽に情報共有できる場があるかどうかが一番大きいとも感じている。

ちなみに私の職場にはそういう場はほとんどと言って良いほど無い。「じゃあ作れば良いじゃん」って思うでしょ?それが出来たら多分この記事でこの話を書いていない。

喜び

ひとまず1年間病気にかからず、精神的にも落ち着いた状態で欠勤することなく働けたことを嬉しく思う。特にうちの会社は一年目の半年間は有給0日なのでインフルとかかかったら強制的に5日間無給になるとかいう地獄なので…(別にブラックではないし法律も順守しているけどね)

あと強いて言えば、計算力学固体2級の試験に受かったことも嬉しかった。受かったおかげで2倍近く昇給したので。個人的には全然満足いく金額ではないのだけど、具体的にはベースアップを合わせて約26600円昇給した。

(ただし計算力学の知識を業務で全く使わないんですよね…つまり、キャリア的にはマジで意味のない資格の勉強をしてたことになりますね…)

仕事は関係ないけど人生初のハーフマラソンを完走できたのも嬉しかったな。

悲しみ

今の会社での仕事はほとんど個人開発とそんなに大差ないということ。

個人開発と唯一違うのは作るものの仕様が最初からある程度決まっているのと、お金をもらっているということ。

それ以外のツール・言語とかの知識は基本的に自分でggるかChatGPTに聞いてるから、会社の人に聞くことはまあほぼない。唯一聞く(というか報告する)のは仕事の進め方・見積・進捗くらい。

そうなってくるとやはり「この職場じゃなくて良くね?」感がとてつもなく出てくる。

  • まともな教育
  • 本格的なOJT
  • 目指したくなるようなキャリアモデル

この辺りがうちの職場は全くないので、まあわざわざこの会社じゃなくても…感は強い。

それに、この職場じゃ仕事をそつなくこなす力は身に付くけど、いざ外に出るとチョットプログラムできるだけのおじさんになっちゃうんだよね…

それと関連して上長からの評価面談は割とマジでいらないんじゃないか説を推している。

当たり障りなくただ仕事をこなすだけのプログラマの何を評価するというのか…「当たり障りない評価結果」になるだけでは…w

これから

ひとまず1年働いたけど、基本的にはアルバイトしてるのと気持ちは変わらないくらいのぬるま湯感覚なので、今年度中に別の環境移ろうと思っています。


  1. ここでの適当とは言葉の通り求められる水準未満でも超過でもないピッタリのこと ↩︎